認証をKMSキーでリセットする
組織内でKMSサーバーを導入している場合、OSをVolumeライセンス版でインストールすることで、時間が経てば自動的にライセンス認証される。
MAKキーで認証してしまったりした場合にKMS認証に戻すには、クライアントKMSキーをインストール→KMSサーバーへライセンス認証をする必要がある。
再認証の手順は下記の通り。
KMSキーをインストールする。
C:\Windows\System32>cscript slmgr.vbs /ipk YC6KT-GKW9T-YTKYR-T4X34-R7VHC
KMSサーバーへライセンス認証をする。
C:\Windows\System32>cscript slmgr.vbs /ato
クライアントKMSキーは共通であり、契約毎に変わることはない。
オペレーティング システム エディション | プロダクト キー |
---|---|
Windows Vista Business | YFKBB-PQJJV-G996G-VWGXY-2V3X8 |
Windows Vista Enterprise | VKK3X-68KWM-X2YGT-QR4M6-4BWMV |
Windows Server 2008 Standard | TM24T-X9RMF-VWXK6-X8JC9-BFGM2 |
Windows Server 2008 Enterprise | YQGMW-MPWTJ-34KDK-48M3W-X4Q6V |
Windows Server 2008 Datacenter | 7M67G-PC374-GR742-YH8V4-TCBY3 |
Windows 7 Professional | FJ82H-XT6CR-J8D7P-XQJJ2-GPDD4 |
Windows 7 Enterprise | 33PXH-7Y6KF-2VJC9-XBBR8-HVTHH |
Windows Server 2008 R2 Standard | YC6KT-GKW9T-YTKYR-T4X34-R7VHC |
Windows Server 2008 R2 Enterprise | 489J6-VHDMP-X63PK-3K798-CPX3Y |
Windows Server 2008 R2 Datacenter | 74YFP-3QFB3-KQT8W-PMXWJ-7M648 |
<ボリューム アクティベーション 2.0 - KMS ライセンス認証について>
http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2009/10/30/2-0-kms.aspx
評価版の有効期限が切れた後、製品版にアップグレードできない
SQL Server 20005/2008の評価版を使用していて、
評価期間中に製品版にアップグレードしないと、アップグレードできなくなる。
有効期限が切れた後は、評価版アンインストール⇒製品版インストールが必要。
評価期間中に作成したDBが必要な場合は下記手順で再ンストールする。
方法1.評価版アンインストールの際に SAVESYSDB、製品版インストールの際に USESYSDB のオプション指定する。
評価版を、オプション SAVESYSDB=1を追加してアンインストールする。
setup.exe /qb REMOVE=SQL_Engine INSTANCENAME=eval SAVESYSDB=1
製品版を、オプション USESYSDBを使用し、残されたデータフォルダのパスを指定する。
コマンドは例なので、パラメータは適時変更して実行のこと。
setup.exe" /qb INSTANCENAME=std ADDLOCAL=SQL_Engine,SQL_Replication SAPWD=password USESYSDB="C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL" SQLACCOUNT="NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE" AGTACCOUNT="NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE"
方法2.データベースファイルを退避し、製品版インストール後にアタッチする
評価版アンインストール前に、データベースファイル(.mdfおよび.ldf)をどこぞにコピーしておく。
製品版インストール後、Management StudioまたはCREATE DATABASEでコピーしておいたデータベースをアタッチする。
CREATE DATABASEの例。
CREATE DATABASE testdb ON (FILENAME = 'C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\Data\testdb.mdf') FOR ATTACH Go
http://support.microsoft.com/kb/914158/en-us
<コマンド プロンプトから SQL Server 2008 R2 をインストールする方法>
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms144259.aspx
各メールボックスのサイズを取得する
管理コンソールでは各メールボックスのサイズを確認することができない。
そこでPowerShellを使用して確認する。
サーバ毎に調べる
Get-MailboxStatistics -Server <ServerIdParameter> | select displayname,totalitemsize
ServerIdParameterは・・・
DB毎に調べる
Get-MailboxStatistics -Database <DatabaseIdParameter> | select displayname,totalitemsize
DatabaseIdParameterは・・・
- GUID
- サーバー\データベース
- データベース
ユーザ毎に調べる
Get-MailboxStatistics -Identity <GeneralMailboxOrMailUserIdParameter> | select displayname,totalitemsize
GeneralMailboxOrMailUserIdParameterは・・・
パラメーターの-Server、-Database、-Identityはどれか必須なことに注意。
会議通知が転送された場合に来る通知がうざい〜2010
<問題>会議通知が転送された場合に来る通知がうざい
会議通知を送信した後に、受信者がその会議通知を転送すると、
送信者に、Meeting Forward Notification:<件名>、というメールが来る。
メールの中身が英語だし、とてもうざいので無効にしたい。
<対策>
下記の通り設定することで、通知を自動削除する事が出来る。
管理コンソールの場合、メールボックスプロパティの[予定表の設定]タブで
"転送された会議出席依頼に関する通知を削除済みアイテムフォルダーに移動"にチェックを入れる。
PowerShellの場合、Set-MailboxCalendarSettingsで-RemoveForwardedMeetingNotificationsをtrueに設定する。
メールボックス毎に設定
Set-MailboxCalendarSettings -Identity "usermailbox" -RemoveForwardedMeetingNotifications $true
全メールボックスに設定
Get-Mailbox -ResultSize unlimited | Set-MailboxCalendarSettings -RemoveForwardedMeetingNotifications $true
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/aa996340(EXCHG.80).aspx
[Exchangeカスタムアドレス帳がメールアドレスがないユーザまで表示してしまう〜2010
<問題>カスタムアドレス帳がメールアドレスがないユーザまで表示してしまう
なぜかメールアドレスの有無をチェックしてくれない。
<対策>
カスタムアドレス帳の条件にメール有無の条件を追加する。
アドレス帳の並びがおかしい〜2010
<問題>アドレス帳の並びがおかしい
アドレス帳の並びがなぜか、作成順になってしまう
<対策>
並び順を考慮して再作成する。
まじか・・・。
検証はしていないが、msDS-PhoneticDisplayName属性を読み込めないことが原因かもしれない。
下記KBは階層型アドレス帳のものだけど関係しているのかも。
内容を読めば分かるが、解決策はSP1適用。
ただ、適用すると問題があるとも書いている。
その解決策も書いてあるけど。
マネジメントコンソールが64bit版しかない&使いづらい〜2010
<問題>マネジメントコンソールが64bit版しかない&使いづらい
2010は64bit版しかないのを知っていたが、コンソールも64bit版しかないなんて・・・。
完全に盲点だった。
また、2003まではActive Directoryユーザとコンピュータに統合されていてそれなりに使いやすかった。
が、完全に別のコンソールになってしまい使いづらい。
<対策>
・管理用クライアントに64bit PCを用意する
⇒お金があればこれが一番
・Exchangeサーバにリモートログオンして作業する
⇒とりあえずの対策
・PowerShellのリモート管理で作業する
⇒PowerShellを覚えれば一番楽かも
使いづらさの対策はPowerShellしかないか。