ドキュメントフォルダ上のアイテムを開く動作を変更する。

ドキュメントフォルダにあるOfficeアイテムを開く場合、クライアントの設定を問わずクライアントアプリケーションで開く。
※Office 2007/2003の場合のみ

詳細な動作の説明はMSのサイトにお願いするとして、クライアント設定のとおりに開くように設定する方法を書いておく。
いいかえると、アイテムを開く動作についてMOSSの制御をはずす。

SharePoint フロントエンドサーバーの %COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft Shared\Web Server Extensions\12\Template\Xml フォルダにあるDOCICON.XMLを編集する。

たとえばEXCELの場合はセクションから次のマッピングの記述を探す。

<Mapping Key="xls" Value="icxls.gif" EditText="Microsoft Office Excel" OpenControl="SharePoint.OpenDocuments"/>

このうち、OpenControl属性にある"Sharepoint.OpenDocuments"を削除する。
こんなかんじ。

<Mapping Key="xls" Value="icxls.gif" EditText="Microsoft Office Excel" OpenControl=""/>

変更後にDOCICON.XMLを保存、IIS再起動後に設定が反映される。
これでMOSSの制御をはずすことが可能。

ちなみにOpenControlを使うことで、xlsファイルをOpenOfficeで開くように制御することもできるみたい。
ま、そんなことやる必要まったくないけど・・・。
さらに言うと、MOSSの制御はずす必要もないかもしれないけど・・・。

お知らせの添付ファイルを開く場合は動作が違うようで、対応するにはすごい大変のようです。