シーケンス毎に生成されるトランザクション ログ ファイルの最大数


トランザクション ログ ファイルが生成毎にシーケンス番号がふられる。
最初のファイル名は "Enn00001.log" で、最後は"Ennffff0.log" まで連続的に増えてる。
ファイル名は、E++<シーケンス番号>+.log。
※1つのシーケンスで生成されるトランザクション ログ ファイルの最大数は 1,048,560


シーケンス番号が最後の"ffff0"となった後、"00001"に戻ると思いきや、
マウント解除されるかユーザがログオン出来なくなると言うすばらしい仕様になっている。


これを回避するにはログシーケンスをリセットする必要がある。
方法はKB830408を参照のこと。


Exchange Server 2003 または Exchange 2000 Server で、ストア データベースのマウントが警告なしに解除される、または、ユーザーがメールボックスにログオンできない
http://support.microsoft.com/kb/830408/ja


ちなみに2003SP2の場合はシーケンス番号が最後に近づくと次のような警告がイベントログに書き込まれる。
確かに警告だ・・・。


種類 : 警告
ソース : ESE
分類 : Logging/Recovery
イベント ID : 514
説明 : Information Store (2748) SG2 このインスタンスのログ シーケンス番号は、ほとんどすべて使用されています。世代 1 から番号を付け直すには、インスタンスが完全にシャットダウンされ、すべてのログ ファイルが削除されている必要があります。バックアップは無効になります。